フルマウスインプラントの費用・メリット・治療の流れ【専門医監修】

2025-11-07

コラム

「歯を失ってから、食事が楽しめなくなった」「総入れ歯にしたが、ずれやすく人前で話すのが不安」「まだ若いのに、総入れ歯は見た目が気になる」

こうした悩みを抱えていませんか?

多数の歯を失った場合、従来は総入れ歯が一般的な選択肢でした。しかし近年、「フルマウスインプラント」という治療法が注目されています。フルマウスインプラントは、上顎または下顎の全ての歯を失った方、あるいは多数の歯を失った方に対して、インプラント(人工歯根)を用いて固定式の歯を再建する治療法です。

この記事では、フルマウスインプラントの基本情報、総入れ歯やAll-on-4との違い、メリット・デメリット、費用、治療の流れについて、日本口腔インプラント学会の指導医・専門医監修のもと詳しく解説します。治療を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

まずは無料カウンセリングで、あなたに最適な治療法をご相談いただけます。

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フルマウスインプラントとは

フルマウスインプラントの定義と適応症

フルマウスインプラントは、上顎または下顎の全ての歯を失った場合、あるいは残存歯がわずかで将来的に全て失う可能性が高い場合に適用される包括的なインプラント治療法です。インプラント体(人工歯根)を顎骨に6〜8本以上埋め込み、その上に連結した補綴物(人工の歯)を装着することで、固定式の歯列を再建します。

対象となる患者:

・上顎または下顎の全ての歯を失った方(無歯顎)
・重度の歯周病で多数の歯を失い、残存歯の予後が不良な方
・総入れ歯の違和感や機能不全に悩んでいる方
・審美性と機能性の両方を求める方

片顎と全顎の違い:

片顎フルマウス: 上顎または下顎のいずれか一方のみを治療(費用: 300〜600万円)
全顎フルマウス: 上下両顎を治療(費用: 600〜1200万円)

フルマウスインプラントは、単に失った歯を補うだけでなく、咬合(噛み合わせ)の再構築、顔貌の審美性改善、発音機能の回復など、口腔全体の健康と生活の質(QOL)の向上を目指す治療法です。

All-on-4・All-on-6との違い

フルマウスインプラントとAll-on-4・All-on-6は、どちらも全顎的なインプラント治療ですが、埋入本数や適応症に違いがあります。

項目フルマウスインプラントAll-on-4All-on-6
埋入本数6〜8本以上4本6本
埋入方法垂直埋入が基本傾斜埋入(後方を斜めに埋入)傾斜埋入+垂直埋入
費用(片顎)300〜600万円200〜400万円250〜450万円
適応症骨量が十分なケース骨量がやや不足でも可All-on-4より広い適応症
咀嚼力天然歯の80〜90%天然歯の70〜80%天然歯の75〜85%
治療期間6〜12ヶ月3〜6ヶ月4〜8ヶ月
即日仮歯困難な場合が多い可能(即時荷重)可能
長期安定性非常に高い高い非常に高い

 

All-on-4が選ばれる理由:

・埋入本数が少ないため費用が抑えられる
・傾斜埋入により骨造成を回避できる場合がある
・手術当日に仮歯が装着できる(即時荷重)

フルマウスインプラントが選ばれる理由:

・より多くのインプラントで荷重を分散し、長期的な安定性が高い
・骨量が十分な方には、最も理想的な治療法
・各インプラントへの負担が少なく、破損リスクが低い

どちらの治療法が適しているかは、患者の骨量、咬合力、予算、全身状態などを総合的に評価して決定します。日本口腔インプラント学会の指導医・専門医による診断を受けることをお勧めします。


フルマウスインプラントと他の治療法の比較

総入れ歯との違い

総入れ歯は、歯を失った際の最も伝統的な治療法ですが、フルマウスインプラントとは多くの点で異なります。

項目フルマウスインプラント総入れ歯
固定性固定式(取り外し不要)取り外し式
咀嚼力天然歯の80〜90%天然歯の20〜30%
審美性非常に高い(天然歯に近い)低〜中(不自然な場合あり)
費用300〜600万円/片顎5千〜3万円(保険)、10〜50万円(自費)
治療期間6〜12ヶ月1〜3ヶ月
手術必要(複数回の外科処置)不要
メンテナンス3ヶ月ごとの定期検診数ヶ月ごとの調整が必要
寿命10〜20年以上3〜5年
違和感ほとんどない大きい(異物感、発音障害)
骨吸収防止できる進行する(顎の骨が痩せる)

 

総入れ歯の主な問題点:

1. ずれやすい: 食事中や会話中に動く、外れる
2. 咀嚼力が弱い: 硬い食べ物が噛めない、食事制限が必要
3. 違和感が大きい: 口腔内の異物感、吐き気を催す場合も
4. 審美性が劣る: 不自然な見た目、歯茎の色が目立つ
5. 骨吸収が進行: 顎の骨が年々痩せていき、顔貌が老けて見える
6. 頻繁な調整: 骨の吸収に伴い、数ヶ月ごとに調整や作り直しが必要

フルマウスインプラントの利点:

・固定式のため、ずれる心配がなく、天然歯のように噛める
・骨吸収を防ぎ、顔貌の若々しさを保つ
・取り外しの手間がなく、日常生活が快適
・長期的なコストパフォーマンスが高い(10〜20年使用可能)

総入れ歯からフルマウスインプラントに変更した患者の多くが、「人生が変わった」「もっと早く治療すればよかった」と語っています。特に60〜80代の方で、QOL(生活の質)の向上を実感されるケースが多く見られます。

部分入れ歯・ブリッジとの違い

部分的に歯を失った場合、部分入れ歯やブリッジも選択肢となりますが、多数歯欠損の場合はフルマウスインプラントやAll-on-4の方が適しています。

部分入れ歯の問題点:

・金属のバネ(クラスプ)が見えて審美性が劣る
・バネをかける歯に負担がかかり、将来的にその歯も失う可能性
・取り外し式で、手入れが面倒
・違和感が大きい

ブリッジの問題点:

・隣接する健康な歯を削る必要がある(歯の寿命が短くなる)
・支台歯(支える歯)に過度な負担がかかる
・欠損歯が多い場合(3本以上連続)は適用できない
・歯茎の骨吸収は進行する

フルマウスインプラントが適したケース:

・上顎または下顎の歯がほとんど残っていない
・残存歯の予後が不良で、将来的に全て失う可能性が高い
・部分入れ歯やブリッジでは対応できない広範囲の欠損

長期的なコストパフォーマンス比較:

・総入れ歯を3〜5年ごとに作り直す場合:
・保険診療: 1万円 × 4回(20年間)= 4万円
・自費診療: 30万円 × 4回(20年間)= 120万円

フルマウスインプラント:

・初期費用: 300〜600万円
・メンテナンス: 1万円/回 × 80回(20年間、3ヶ月ごと)= 80万円
・合計: 380〜680万円

初期費用は高額ですが、咀嚼力、審美性、QOLを考慮すると、フルマウスインプラントは長期的に価値のある投資と言えます。

治療法にお悩みの際は、まずは無料カウンセリングへお気軽にお申し込みください。

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フルマウスインプラントのメリットとデメリット

5つのメリット

1. 天然歯に近い咀嚼力

フルマウスインプラントは固定式のため、天然歯の80〜90%の咀嚼力を回復できます。総入れ歯が天然歯の20〜30%程度であることを考えると、約3〜4倍の咀嚼力です。

具体的なメリット:

・硬い食べ物(ステーキ、りんご、せんべいなど)も安心して噛める
・食事制限がなくなり、食生活が豊かになる
・咀嚼が十分にできるため、消化吸収が良くなり、栄養状態が改善
・咀嚼による脳への刺激が増え、認知症予防にもつながる可能性

2. 優れた審美性

フルマウスインプラントでは、天然歯に近い色・形のセラミックやジルコニアなどの補綴物を使用するため、見た目が非常に自然です。

審美性の高さ:

・自然な白さと透明感(セラミック、ジルコニア)
・歯茎の形も自然に再現
・笑顔に自信が持てる
・若々しい顔貌を保つ

特に前歯部の審美性は、社交活動や仕事に大きく影響します。「人前で口を開けて笑えるようになった」という患者の声は非常に多いです。

3. 骨吸収の防止

総入れ歯では、咀嚼時の力が歯茎の粘膜にのみ伝わり、顎の骨には刺激が届きません。そのため、骨が徐々に吸収され、顎が痩せていきます。

フルマウスインプラントでは、インプラント体が骨に埋め込まれているため、咀嚼時の力が直接骨に伝わり、骨吸収を防ぎます。

骨吸収を防ぐ効果:

・顔貌の若々しさを保つ(顎が痩せて老けて見えるのを防ぐ)
・口元のしわやたるみを防ぐ
・長期的な口腔の健康を維持

4. 隣接歯への影響がない

ブリッジでは健康な歯を削る必要があり、部分入れ歯では金属のバネをかける歯に負担がかかります。しかし、フルマウスインプラントは独立した人工歯根を埋め込むため、隣接歯に一切の負担をかけません。

残存歯を守る:

・健康な歯を削らない
・他の歯に負担をかけない
・将来的な歯の喪失を防ぐ

5. 長期的な耐久性

適切なメンテナンスを行えば、フルマウスインプラントは10〜20年以上使用できる可能性があります。日本口腔インプラント学会のデータによると、経験豊富な歯科医師による治療では、10年生存率が90〜95%とされています。

長期的な安定性:

・総入れ歯(3〜5年)やブリッジ(7〜10年)と比べて長寿命
・再治療の手間と費用を削減
・長期的なコストパフォーマンスが高い


知っておくべきデメリットと注意点

1. 高額な費用

フルマウスインプラントは保険適用外(自費診療)のため、片顎で300〜600万円、両顎では600〜1200万円の費用がかかります。

費用が高額な理由:

・高品質なインプラント体(チタン製)を複数本使用
・精密な診断(歯科用CBCT、口腔内スキャナ)が必要
・手術に高度な技術と時間が必要
・審美性の高い補綴物(セラミック、ジルコニア)を使用

費用軽減の方法:

・デンタルローン(分割払い、金利3〜8%)
・医療費控除(年間医療費が10万円超で適用、最大約58万円の還付)
・クリニックによっては分割払い(金利0%)もあり

2. 手術が必要

インプラント埋入には外科手術が必要です。手術に伴うリスクとして、出血、腫れ、痛み、感染、神経損傷などが挙げられます。

手術のリスク:

・術後2〜3日は腫れや痛みを伴う場合がある
・稀に感染症(インプラント周囲炎)が発生
・下顎では神経損傷のリスク(しびれ、感覚異常)
・上顎では上顎洞穿孔のリスク

リスクを最小化する方法:

・精密な診断(CBCT)による綿密な治療計画
・経験豊富な歯科医師(日本口腔インプラント学会の指導医・専門医)に依頼
・クリーンルームでの手術(感染リスクを最小化)
・静脈内鎮静や全身麻酔による痛みのコントロール

3. 治療期間が長い

フルマウスインプラントでは、骨とインプラント体が結合する期間(オッセオインテグレーション)が必要で、通常3〜6ヶ月かかります。全体の治療期間は6〜12ヶ月です。

治療期間の内訳:

・診断・治療計画: 1〜2週間
・手術: 1日(複数回に分ける場合もあり)
・骨結合期間: 3〜6ヶ月
・最終補綴物の製作・装着: 1〜2ヶ月

骨造成(骨量不足を補う処置)が必要な場合は、さらに3〜6ヶ月延長されます。

治療期間中の対応:

・仮歯を装着し、審美性と機能性を確保
・通院回数は10〜15回程度(仕事との両立が可能)

4. 定期メンテナンスが必須

インプラント周囲炎(インプラント周囲の炎症)を防ぐため、3ヶ月ごとの定期検診とクリーニングが欠かせません。

メンテナンスの重要性:

・インプラント周囲炎を早期発見・治療
・補綴物の破損やネジの緩みをチェック
・プロフェッショナルクリーニング(歯石除去)
・咬合調整

メンテナンス費用は1回あたり5千〜1万円程度ですが、これを怠るとインプラントの寿命が大幅に短くなります。

5. 適応症の制限

以下のような方は、フルマウスインプラント治療が困難、または慎重な判断が必要です。

治療が困難なケース:

・重度の全身疾患(重度の糖尿病、心疾患、骨粗鬆症など)
・骨量が著しく不足している
・喫煙者(喫煙はインプラントの失敗リスクを2〜3倍高める)
・放射線治療を受けた部位

対応策:

・全身疾患のコントロール(糖尿病の血糖管理など)
・骨造成手術(骨移植、サイナスリフトなど)
・禁煙(治療の2週間前から治療後3ヶ月まで)

 


フルマウスインプラントの治療の流れ

カウンセリングから手術までのステップ

フルマウスインプラントの治療は、以下の6つのステップで進行します。

ステップ1: 初診・相談(無料カウンセリング)

所要時間: 60分程度

まず、患者の悩みや希望を詳しくお聞きします。総入れ歯の不便さ、審美的な悩み、費用の不安など、どんなことでもご相談ください。

確認事項:

・現在の口腔内の状態
・全身疾患の有無(糖尿病、高血圧、骨粗鬆症など)
・服用中の薬
・喫煙習慣
・治療に対する希望(審美性、費用、期間など)

アイティーデンタル日暮里では、完全予約制・個室診療で、十分な時間をかけたカウンセリングを行います。他の患者の目を気にすることなく、リラックスしてご相談いただけます。

ステップ2: 精密検査(CBCT、口腔内スキャナ)

所要時間: 30〜60分 費用: 3〜5万円

治療計画を立てるために、精密な検査を行います。

検査内容:

歯科用CBCT(コーンビームCT): 顎の骨の量、質、神経や血管の位置を3次元で把握
口腔内スキャナ: デジタルで歯型を採取(従来の型取りより正確で快適)
口腔内写真・レントゲン: 現在の口腔状態を記録
咬合検査: 噛み合わせの状態を評価

全身状態の評価: 血液検査、心電図(必要に応じて)

これらのデータをもとに、インプラントの埋入位置、本数、角度などを綿密に計画します。

ステップ3: 治療計画の立案

所要時間: 30〜60分

精密検査の結果をもとに、患者に最適な治療計画を提案します。

説明内容:

・インプラントの埋入位置・本数・角度
・骨造成の必要性
・治療期間とスケジュール
・費用の詳細な内訳
・リスクと成功率
・代替治療法(All-on-4、総入れ歯など)との比較

デジタルシミュレーションを用いて、治療後の仕上がりを視覚的に確認できます。疑問点や不安な点があれば、納得いくまでご相談ください。

ステップ4: インプラント手術

所要時間: 2〜4時間(片顎の場合) 麻酔: 局所麻酔、静脈内鎮静、または全身麻酔

手術は、クリーンルームのオペ室で行います。

手術の流れ:

1. 麻酔(局所麻酔+静脈内鎮静が一般的)
2. 歯肉を切開し、骨を露出
3. ドリルで骨に穴を開ける
4. インプラント体を埋入
5. 歯肉を縫合
6. 必要に応じて仮歯を装着

骨造成が必要な場合:

・サイナスリフト(上顎洞の底を持ち上げる)
・GBR(骨誘導再生)
・骨移植(自家骨または人工骨)

骨造成を行う場合、骨が安定するまで3〜6ヶ月待機してからインプラント埋入を行います。

ステップ5: 仮歯の装着

タイミング: 手術当日〜1週間後

治療期間中の審美性と機能性を確保するため、仮歯を装着します。仮歯はプラスチック製で、最終的な補綴物よりも軽量ですが、日常生活には支障ありません。

仮歯の役割:

・審美性の確保(人前で口を開けても恥ずかしくない)
・咀嚼機能の回復(柔らかい食べ物は噛める)
・歯肉の形態を整える
・最終補綴物の試作(形や色の確認)

ステップ6: 最終補綴物の装着

タイミング: 手術後3〜6ヶ月

骨とインプラント体がしっかり結合したことを確認したら、最終的な補綴物を装着します。

補綴物の種類:

セラミック: 天然歯に最も近い審美性、透明感がある
ジルコニア: 強度が高く、奥歯に適している
ハイブリッドセラミック: セラミックとプラスチックの混合、費用が抑えられる

最終補綴物は、仮歯よりも精密に製作され、色・形・透明感が天然歯に非常に近く仕上がります。


治療期間とスケジュール

一般的な期間

初診〜手術: 2〜4週間
手術〜骨結合: 3〜6ヶ月
最終補綴物の製作・装着: 1〜2ヶ月
合計: 6〜12ヶ月

骨造成が必要な場合

骨量が不足している場合、骨造成を行います。この場合、治療期間が延長されます。

骨造成: 3〜6ヶ月
骨造成後の待機期間: 3〜6ヶ月
合計: 9〜18ヶ月

通院回数の目安

診断・検査: 2〜3回
手術: 1〜2回
経過観察・仮歯調整: 3〜5回
最終補綴物の装着: 2〜3回
合計: 10〜15回

仕事や日常生活との両立を考慮し、スケジュールを柔軟に調整します。アイティーデンタル日暮里では、平日の夕方や土曜日の診療も行っており、お忙しい方でも通院しやすい環境を整えています。

日本で唯一の先天性欠如歯専門外来について、詳しくはこちらをご覧ください。


フルマウスインプラントの費用と支払い方法

費用の内訳と相場

フルマウスインプラントの費用は、片顎で300〜600万円が一般的です。費用に含まれる項目は以下の通りです。

項目費用目安備考
初診・相談0〜5,000円当院では無料
精密検査(CBCT等)3〜5万円保険適用外
インプラント体(6〜8本)180〜400万円メーカー、本数により変動
骨造成(必要な場合)5〜15万円/箇所骨量不足時
仮歯5〜10万円治療期間中の審美性確保
最終補綴物50〜150万円セラミック、ジルコニア等
定期メンテナンス5千〜1万円/回3ヶ月ごと

 

費用に影響する要因

1. 埋入本数: 本数が多いほど高額(6本 vs 8本)
2. 補綴物の材質: セラミック、ジルコニア、ハイブリッドセラミック
3. 骨造成の有無: 骨量不足の場合、追加費用が発生
4. 麻酔方法: 局所麻酔、静脈内鎮静(+4〜6万円)、全身麻酔(+10〜20万円)
5. クリニックの立地: 都内の一等地は高額傾向

都内の相場(2025年)

インプラント1本あたり: 30〜50万円
フルマウスインプラント(片顎): 300〜600万円
All-on-4(片顎): 200〜400万円

アイティーデンタル日暮里では、初回相談時に詳細な見積もりを提示します。追加費用が発生する場合は、事前に必ずご説明いたします。


デンタルローンと医療費控除

デンタルローン

デンタルローンは、歯科治療専用の分割払いローンです。金利は年3.0〜8.0%で、最長10年まで返済可能です。

返済シミュレーション(300万円、5年、金利5%の場合):

・月々の返済額: 約5.5万円
・総返済額: 約330万円

メリット:

・月々の負担を軽減できる
・審査が比較的緩やか
・治療を受けながら返済できる

注意点:

・金利がかかる(総額は一括払いより高くなる)
・審査に時間がかかる場合がある

医療費控除

医療費控除は、年間の医療費が10万円を超えた場合に適用される税制優遇制度です。

控除額の計算:

控除額 = (医療費 – 10万円)× 所得税率

: 300万円の治療費、所得税率20%の場合

控除額 = (300万円 – 10万円)× 20% = 58万円

約58万円が確定申告により還付されます。

適用条件:

・年間の医療費が10万円を超えること(所得200万円未満の場合は所得の5%)
・確定申告を行うこと
・領収書を保管すること

対象となる費用:

・診断料、検査費
・手術費、インプラント体費用
・補綴物費用
・通院のための交通費(公共交通機関)

対象外の費用:

・審美目的のみの治療
・自家用車のガソリン代

医療費控除により、実質的な負担額を大幅に軽減できます。

治療費の無料お見積りも承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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アイティーデンタル日暮里の特長

日本唯一の先天性欠如歯専門外来

アイティーデンタル日暮里は、日本で唯一の「先天性欠如歯専門外来」を掲げるクリニックです。先天性欠如歯とは、生まれつき永久歯が足りない症状で、日本人の約10%(10人に1人)に見られます。

細径インプラントの国内初実装

先天性欠如歯の患者は、顎の骨が小さいことが多く、通常のインプラントでは対応が難しい場合があります。当院では、細径インプラント(直径3.0〜3.5mm)を国内で初めて導入し、骨量が少ない方にも対応しています。

保険適用対応(6歯以上の欠如)

2020年4月より、先天性欠如歯が6歯以上ある場合、インプラント治療が保険適用の対象となりました。ただし、保険適用を受けるには、特定の施設要件を満たす必要があります。

保険適用の条件:

・先天性欠如歯が6歯以上
・病院(入院用ベッド20床以上)での治療
・当該診療科で5年以上の経験を有する常勤歯科医師が2名以上

一般的な歯科医院では保険適用が受けられませんが、アイティーデンタル日暮里では、大学病院等と連携し、保険適用を受けられる体制を整えています。

先天性欠如歯からフルマウス治療への対応

先天性欠如歯の患者の中には、将来的に多数の歯を失い、フルマウス治療が必要になる方もいます。当院では、若年期から長期的な視点で治療計画を立て、将来のフルマウス治療まで見据えたサポートを行います。


インプラント学会指導医・専門医による高度な治療

アイティーデンタル日暮里には、日本口腔インプラント学会の指導医1名、専門医2名が在籍しています。

日本口腔インプラント学会の資格とは

指導医:

・専門医の資格を取得後、さらに5年以上の経験と実績が必要
・学会発表、論文執筆、教育活動などの業績が求められる
・全国に約150名のみ(2024年時点)

専門医:

・5年以上の経験と100症例以上の実績が必要
・厳格な試験に合格する必要がある
・全国に約1,200名(2024年時点)

国際的な研鑽

当院の医師は、国内だけでなく、海外での研修も積んでいます。

チューリッヒ大学ITI Scholar: インプラント治療の世界的権威であるITI(International Team for Implantology)の奨学生として研修
スイス・ベルン大学: 欧州で最も権威のある歯科大学で研修

これらの国際的な知見を活かし、最新の治療技術を提供しています。

最新設備

歯科用CBCT(コーンビームCT): 3次元で骨の状態を正確に把握
クリーンルームオペ室: 空気清浄度を高め、感染リスクを最小化
口腔内スキャナ: デジタルで歯型を採取、精度が高く快適


完全予約制・個室診療で質の高いカウンセリング

1日あたりの患者数を絞り込んだ診療

アイティーデンタル日暮里では、1日あたりの患者数を制限し、一人ひとりに十分な時間をかけた診療を行います。

質重視の診療:

・初回カウンセリング: 60分以上
・治療時間: 十分な時間を確保(急がない)
・待ち時間: ほぼゼロ(完全予約制)

プライバシーを守る完全個室診療

診療室は全て個室で、他の患者の目を気にすることなく、リラックスして治療を受けられます。

個室のメリット:

・プライバシーが守られる
・周囲の音や視線を気にせず相談できる
・集中した治療環境

十分な時間をかけたカウンセリング

フルマウスインプラントは高額で、治療期間も長いため、患者の不安や疑問を十分に解消することが重要です。当院では、以下の点を重視しています。

・治療のメリット・デメリットを公平に説明
・費用の詳細な内訳を明示
・代替治療法(All-on-4、総入れ歯)との比較
・リスクや成功率を誠実に開示

「他院で断られた」「費用が不安」「痛みが心配」など、どんな悩みでもお気軽にご相談ください。


よくある質問(FAQ)

治療に関する質問

Q1: 痛みはありますか?

A: 手術中は局所麻酔を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。静脈内鎮静や全身麻酔を併用すれば、リラックスした状態で手術を受けられます。

術後2〜3日は腫れや痛みを伴う場合がありますが、鎮痛剤で十分にコントロールできます。多くの患者が「思ったより痛くなかった」と感想を述べています。

Q2: 骨が少なくてもできますか?

A: 骨量が不足している場合、骨造成手術(サイナスリフト、GBR、骨移植など)を行うことで、インプラント治療が可能になる場合があります。

ただし、骨造成を行うと治療期間が3〜6ヶ月延長されます。また、骨の状態によっては、All-on-4の方が適している場合もあります。詳しくは、精密検査(CBCT)を行い、骨の状態を評価してから判断します。

Q3: 高齢でも可能ですか?

A: 年齢そのものは治療の制限にはなりません。70代、80代の方でも、全身状態が良好であればインプラント治療は可能です。

ただし、以下の点を考慮する必要があります:

・全身疾患のコントロール(糖尿病、高血圧など)
・骨量の状態(加齢により骨量が減少している場合がある)
・手術のリスク(回復力の個人差)

高齢の方ほど、QOL(生活の質)の向上を実感されるケースが多く、「もっと早く治療すればよかった」という声も多いです。

Q4: 治療中に歯がない状態になりますか?

A: いいえ、治療期間中は仮歯を装着しますので、歯がない状態にはなりません。仮歯はプラスチック製ですが、審美性と基本的な咀嚼機能を確保できます。

手術当日、または1週間以内に仮歯を装着しますので、人前で口を開けることに不安を感じる必要はありません。


費用とメンテナンスに関する質問

Q5: 保険適用はありますか?

A: 一般的なフルマウスインプラント治療は保険適用外(自費診療)です。

ただし、以下の場合は例外的に保険適用となります:

先天性欠如歯が6歯以上: 2020年4月より保険適用
特定施設での治療: 病院(入院用ベッド20床以上)での治療に限定

先天性欠如歯が6歯未満の場合、後天的な歯の喪失の場合は、全額自費診療となります。

Q6: メンテナンス費用はいくらですか?

A: 定期メンテナンスの費用は、1回あたり5千〜1万円程度です。3ヶ月ごとに受診することをお勧めします。

メンテナンスの内容:

・インプラント周囲のチェック(炎症、骨吸収)
・プロフェッショナルクリーニング(歯石除去)
・補綴物の破損やネジの緩みの確認
・咬合調整
・ホームケアの指導

メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎のリスクが高まり、インプラントの寿命が大幅に短くなります。

Q7: 何年持ちますか?

A: 適切なメンテナンスを行えば、10〜20年以上使用できる可能性があります。日本口腔インプラント学会のデータによると、経験豊富な歯科医師による治療では、10年生存率が90〜95%とされています。

長持ちさせるためのポイント:

・3ヶ月ごとの定期検診を欠かさない
・自宅での丁寧なブラッシング
・喫煙を避ける
・硬いものを噛みすぎない(氷、硬いナッツなど)

Q8: デンタルローンは使えますか?

A: はい、多くのクリニックでデンタルローンを利用できます。金利は年3.0〜8.0%、最長10年まで分割払いが可能です。

: 300万円を5年で返済する場合、月々約5.5万円(金利5%)

審査には数日かかる場合がありますので、治療開始前に早めに申し込むことをお勧めします。アイティーデンタル日暮里では、提携金融機関のデンタルローンをご案内しています。


まとめ

フルマウスインプラントは、上顎または下顎の全ての歯を失った方、あるいは多数の歯を失った方に対して、固定式の歯列を再建する包括的な治療法です。天然歯に近い咀嚼力、優れた審美性、骨吸収の防止など、多くのメリットがあります。

一方で、高額な費用、手術が必要、治療期間が長い、定期メンテナンスが必須といったデメリットもあります。しかし、長期的なQOL(生活の質)の向上を考えると、価値のある投資と言えるでしょう。

重要ポイント:

・✅ 天然歯の80〜90%の咀嚼力を回復
・✅ 10〜20年以上の長期的な耐久性
・✅ 骨吸収を防ぎ、若々しい顔貌を保つ
・⚠️ 費用は片顎で300〜600万円(デンタルローン、医療費控除で軽減可能)
・⚠️ 治療期間は6〜12ヶ月(骨造成が必要な場合は延長)
・⚠️ 3ヶ月ごとのメンテナンスが必須

治療を検討する際は、経験豊富な歯科医師(日本口腔インプラント学会の指導医・専門医)による診断を受けることをお勧めします。

アイティーデンタル日暮里では、日本唯一の先天性欠如歯専門外来として、高度な専門性と最新設備を備えています。完全予約制・個室診療で、あなたに最適な治療法をご提案します。

些細なお悩みでも、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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