2025-11-06
コラム
「オールオン4の治療を受けたいけれど、費用が心配」「従来のインプラントと比べて本当に経済的なの?」そんな疑問をお持ちではありませんか。
オールオン4は、多数の歯を失った方や総入れ歯にお悩みの方に適した治療法です。4本のインプラントで12本の歯を支えるという画期的な技術により、従来のインプラント治療と比べて費用を抑えられることが特徴です。しかし、実際の費用相場や内訳、支払い方法については不明瞭な点も多く、治療を検討する上での障壁となっているのではないでしょうか。
この記事では、オールオン4の費用相場から詳細な内訳、デンタルローンや医療費控除を活用した支払い方法まで、費用に関するあらゆる疑問にお答えします。また、当院アイティーデンタル日暮里が提供するオールオン4治療の特徴についてもご紹介します。
治療を受けるかどうかの判断材料として、ぜひ最後までお読みください。
なお、具体的な費用や治療計画について、無料カウンセリングに申し込みください。
\ 無料相談実施中 /

オールオン4の費用は、地域やクリニックによって幅がありますが、全国的な相場は片顎(上顎または下顎)あたり200〜400万円程度です。特に東京都内では、平均して片顎330〜370万円が一般的な価格帯となっています。
両顎(上下)にオールオン4を施術する場合、全国平均で400〜800万円、都内では660〜740万円程度が相場です。この費用には、検査費用、手術費用、仮歯作製・装着費用、最終補綴物(人工歯)の費用などが含まれます。
価格に幅がある理由は、使用する素材の違いです。最終補綴物には主に3種類の素材が使用されます:
・アクリルレジン:軽量で修理しやすいが、耐久性は低め(200〜250万円/片顎)
・ハイブリッドレジン:中間的な耐久性と審美性を持つ(250〜350万円/片顎)
・ジルコニアセラミック:高耐久性で審美性が最も高く、生体親和性に優れる(350〜450万円/片顎)
長期的な使用を考えると、初期費用は高くてもジルコニアセラミックを選択することで、交換頻度を減らし、トータルコストを抑えられる場合があります。
また、骨の状態によっては、4本ではなく5本または6本のインプラントが必要となるケースもあり、その場合は追加費用が発生します。骨が痩せている方、骨密度が低い方、咬合力が強い方などが該当します。
オールオン4が「経済的」と言われる理由を理解するには、従来のインプラント治療との比較が重要です。以下の表をご覧ください。
| 治療法 | 必要本数 | 費用相場(片顎) | 歯1本あたり |
| 従来のインプラント | 8〜10本 | 400万円以上 | 約40万円 |
| オールオン4 | 4本 | 230〜260万円 | 約16.7万円 |
従来の方法で全ての歯をインプラントにする場合、8〜10本のインプラントを埋入する必要があり、1本あたり35〜50万円として計算すると、片顎で280〜500万円、平均して400万円以上かかります。
一方、オールオン4では4本のインプラントで12本の歯を支えるため、片顎230〜260万円で済みます。歯1本あたりに換算すると約16.7万円となり、従来の方法の半額以下です。
この大幅なコスト削減は、単に本数を減らしただけではありません。オールオン4には、後述する独自の技術的工夫により、費用を抑えながらも機能性や審美性を損なわない設計がなされています。

オールオン4の最大の特徴は、わずか4本(場合によっては6本)のインプラントで、12本の人工歯を支えることができる点です。これは「All-on-4」という名称の由来でもあります。
従来のインプラント治療では、失った歯1本につき1本のインプラントを埋入するのが基本でした。全ての歯を失った場合、上顎または下顎で12〜14本の歯があるため、理論上は同数のインプラントが必要です。しかし実際には、骨の状態や配置の関係で8〜10本程度が一般的でした。
オールオン4では、奥の2本のインプラントを斜めに埋入することで、力を均等に配分し、少ない本数でも十分な支持力を得られます。この斜めに埋入する技術により、インプラント同士の距離を長く取ることができ、ブリッジ構造で連結した人工歯全体をしっかりと支えることが可能になります。
インプラント1本あたりの費用は、インプラント体(チタン製の人工歯根)、アバットメント(インプラント体と人工歯を繋ぐ部品)、手術費用を含めて30〜50万円です。必要本数が半分以下になることで、大幅なコスト削減を実現しています。
従来のインプラント治療では、顎の骨の量が不足している場合、骨造成手術(骨を増やす手術)が必要でした。この骨造成手術には以下のようなコストとリスクがあります:
・追加費用:5〜15万円/箇所
・治療期間の延長:3〜6ヶ月
・手術回数の増加
・術後の腫れや痛み
オールオン4では、奥の2本のインプラントを斜めに埋入することで、骨の厚みがある部分を選んで埋入できます。そのため、骨造成手術が不要になるケースが多く、費用と期間の両面で負担を軽減できます。
実際、日本口腔インプラント学会の調査によると、骨造成を伴うインプラント治療の10-15年生存率は87-92%であるのに対し、骨造成を伴わない場合は90-94%と、やや高い生存率を示しています。これは、骨造成という追加の外科処置を避けることで、合併症のリスクを下げられるためです。
ただし、極度に骨が痩せている場合や、骨密度が著しく低い場合には、オールオン4でも骨造成が必要となることがあります。この点については、CT検査などの精密検査で正確に判断する必要があります。

オールオン4の費用が「高額」と感じられる一因は、内訳が分かりにくいことにあります。当院では透明性を重視し、以下のような費用項目を事前にご説明しています。
| 項目 | 金額の目安(税込) |
| 初診カウンセリング | 無料 |
| 精密検査(CT撮影、口腔内スキャン含む) | 10,000〜30,000円 |
| 手術費用(インプラント4本埋入) | 1,500,000〜2,000,000円 |
| 仮歯作製・装着 | 100,000〜300,000円 |
| 最終補綴(アクリルレジン) | 800,000〜1,200,000円 |
| 最終補綴(ハイブリッドレジン) | 1,200,000〜1,800,000円 |
| 最終補綴(ジルコニアセラミック) | 1,800,000〜2,500,000円 |
| 静脈内鎮静法(オプション) | 50,000〜100,000円 |
初診カウンセリングでは、お口の中の状態を確認し、オールオン4が適応かどうかを判断します。レントゲン撮影や簡易的な検査を行い、治療方針や費用について詳しくご説明します。多くのクリニックでは無料または5,000円程度です。
精密検査では、歯科用CT(CBCT)による3D撮影、口腔内スキャナによる型取り、咬合検査などを行います。これらのデータをもとに、インプラントの埋入位置や角度、最終補綴物の設計を綿密に計画します。
手術費用には、インプラント体(4本)、手術室使用料、手術器具の滅菌・準備、麻酔、術後の抗生物質や鎮痛剤などが含まれます。オールオン4では、抜歯が必要な場合は同日に行うため、抜歯費用も含まれることが一般的です。
仮歯作製・装着は、手術当日またはごく近い時期に装着される仮の歯です。これにより、歯がない期間を作らず、見た目と基本的な咀嚼機能を保つことができます。仮歯は最終補綴物が完成するまでの数ヶ月間使用します。
最終補綴は、インプラントが骨と結合した後に装着される永久的な人工歯です。素材により費用が大きく異なり、耐久性や審美性に違いがあります。
静脈内鎮静法は、手術中の不安や恐怖を和らげるための麻酔方法です。全身麻酔ではなく、意識はある状態で、リラックスした状態で手術を受けられます。別途麻酔科医が立ち会うため、追加費用が発生します。
オールオン4は「高額な初期費用」に目が行きがちですが、長期的な視点で見ると、意外と経済的です。
定期メンテナンスは、3〜6ヶ月ごとに受けることが推奨されます。1回あたりの費用は5,000〜15,000円程度で、以下の内容が含まれます:
・口腔内の清掃
・インプラント周囲のチェック
・咬合調整
・レントゲン撮影(必要に応じて)
・ブラッシング指導
このメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)のリスクが高まり、最悪の場合、インプラントを失う可能性があります。日本口腔インプラント学会の調査によると、定期メンテナンスを受けている患者は、受けていない患者と比べて生存率が高く、合併症率が低いことが明らかになっています。
30年間使用した場合のトータルコストを計算してみましょう:
・初期費用(片顎):2,500,000円
・メンテナンス(3ヶ月ごと × 30年 × 10,000円):1,200,000円
・合計:3,700,000円
これを月額に換算すると、約10,300円です。1日あたりでは約340円という計算になります。
一方、総入れ歯(保険適用)の30年コストは:
・初回作製:10,000円
・5年ごとの作り直し(6回):60,000円
・調整・修理(年2回 × 30年 × 5,000円):300,000円
・合計:370,000円(月額約1,030円)
数字だけ見ると総入れ歯の方が圧倒的に安価です。しかし、以下の点を考慮する必要があります:
・噛む力:オールオン4は天然歯の80〜90%、総入れ歯は20〜30%
・食事制限:オールオン4はほとんどなし、総入れ歯は硬いものや粘着性のものが食べにくい
・違和感:オールオン4はほとんどなし、総入れ歯は義歯床による違和感あり
・ずれ・外れ:オールオン4はなし、総入れ歯は食事中や会話中に外れることがある
・審美性:オールオン4は透明感のある自然な見た目、総入れ歯は義歯床が見える
つまり、オールオン4は初期費用は高額ですが、生活の質(QOL)の向上を含めて考えると、十分に価値のある投資と言えます。

「オールオン4を受けたいけれど、一括では支払えない」という方のために、デンタルローンという選択肢があります。デンタルローンは、歯科治療専門の分割払いシステムで、一般的なクレジットカードの分割払いよりも金利が低く設定されています。
デンタルローンの月額例(総額250万円の場合):
| 分割回数 | 支払期間 | 月額(目安) | 総支払額(金利含む) |
| 60回 | 5年 | 約42,000円 | 約252万円 |
| 84回 | 7年 | 約30,000円 | 約252万円 |
| 120回 | 10年 | 約21,000円 | 約252万円 |
※金利は年2〜8%程度(審査により異なる)で計算
デンタルローンのメリットは、月々の支払いを抑えることで、生活費を圧迫せずに治療を受けられる点です。例えば、月額3万円であれば、「外食を少し控える」「趣味の出費を見直す」といった範囲で調整できる方も多いのではないでしょうか。
審査基準は、一般的に以下の通りです:
・安定した収入がある(正社員、公務員、自営業者など)
・信用情報に問題がない(過去のローン延滞など)
・年齢制限(多くは65歳〜75歳が上限)
パートやアルバイトの方でも、安定した収入があれば審査に通る可能性があります。また、配偶者に収入がある場合は、配偶者名義でローンを組むこともできます。
申し込みの流れ:
1. 治療計画と費用の確定
2. ローン会社への申し込み(クリニックが代行)
3. 審査(通常1〜3営業日)
4. 契約書の署名
5. 治療開始
デンタルローンは医療費控除の対象となるため、後述する医療費控除と併用することで、実質的な負担をさらに軽減できます。
オールオン4は保険適用外の自由診療ですが、医療費控除の対象となります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、所得税と住民税の一部が還付される制度です。
医療費控除の基本:
・対象期間:1月1日〜12月31日の1年間
・適用条件:医療費が10万円超(または所得の5%超)
・申請方法:確定申告(毎年3月)
・還付時期:申告から1〜2ヶ月後
控除額の計算式:
控除額 = (支払った医療費 – 10万円) × 所得税率
還付金額の目安(オールオン4 250万円の場合):
| 年収 | 所得税率 | 所得税還付額 | 住民税軽減額 | 合計 |
| 500万円 | 20% | 約48万円 | 約24万円 | 約72万円 |
| 700万円 | 23% | 約55万円 | 約24万円 | 約79万円 |
| 1000万円 | 33% | 約79万円 | 約24万円 | 約103万円 |
年収700万円の方が250万円のオールオン4治療を受けた場合、約79万円が還付されます。つまり、実質負担額は171万円となり、大幅に負担が軽減されます。
医療費控除の対象となる費用:
・オールオン4の治療費(検査、手術、補綴物)
・通院のための公共交通機関の交通費(電車、バス)
・付き添いが必要な場合の付き添い人の交通費
対象外の費用:
・自家用車のガソリン代・駐車場代
・審美目的のみの治療
・予防目的の処置
申請に必要な書類:
・医療費の領収書
・医療費控除の明細書(確定申告書に添付)
・源泉徴収票(会社員の場合)
・通院交通費のメモ(日付、区間、金額)
領収書は治療を受けた年の翌年3月の確定申告まで大切に保管してください。最近では、e-Taxによるオンライン申告も可能で、スマートフォンからでも手続きができます。
デンタルローンを利用している場合でも、医療費控除は適用されます。
その年に実際に支払った金額が控除の対象となるため、初年度は頭金と月々の支払い分、2年目以降はその年の支払い分が対象です。
費用について無料お見積りも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
\ 無料相談実施中 /

当院アイティーデンタル日暮里の最大の強みは、日本口腔インプラント学会の指導医1名・専門医2名という高い専門性を持つ医師陣です。
日本口腔インプラント学会は、インプラント治療の安全性と質の向上を目的とした学会で、資格認定制度を設けています。この資格は、以下のような厳格な基準をクリアした歯科医師のみに与えられます。
専門医の要件:
・日本口腔インプラント学会会員歴5年以上
・インプラント治療の実績100症例以上
・学会発表や論文執筆の実績
・専門医試験に合格
指導医の要件:
・専門医資格取得後5年以上
・インプラント治療の実績300症例以上
・学会での指導的役割
・指導医試験に合格
当院の医師陣は、国内の学会活動だけでなく、チューリッヒ大学ITI Scholar、スイス・ベルン大学での研修など、国際的な研鑽も積んでいます。特にベルン大学は、Straumannインプラントの開発に携わった世界的権威であり、ここで学んだ技術と知識は、日本でも最先端のインプラント治療を提供する基盤となっています。
また、当院は日本唯一の「先天性欠如歯専門外来」を掲げています。先天性欠如歯とは、生まれつき永久歯が足りない状態で、日本臨床矯正歯科医会の調査によると、約10%(10人に1人)の割合で発生しています。当院では、この先天性欠如歯に対する細径インプラントを国内で初めて実装し、若年層の患者様にも対応できる体制を整えています。
オールオン4は高度な技術を要する治療です。インプラントを斜めに埋入する技術、力の配分を計算した設計、即日で仮歯を装着する技術など、経験と知識が不可欠です。専門医・指導医による治療を受けることで、合併症のリスクを最小限に抑え、長期的に安定した結果を得ることができます。
当院では、以下の最新設備を完備しています:
歯科用CBCT(3D-CT撮影装置): 顎の骨の形状、密度、神経や血管の位置を3次元で正確に把握できます。従来の2次元レントゲンでは見えなかった情報を得ることで、より安全で正確なインプラント埋入が可能になります。
クリーンルームオペ室: 医科の手術室と同等の空気清浄度を保つクリーンルームで手術を行います。感染症のリスクを最小限に抑え、安全な手術環境を提供します。
口腔内スキャナ: 従来の型取りのような不快感なく、デジタルで口腔内をスキャンできます。より精密な補綴物の作製が可能で、装着時のフィット感が向上します。
さらに、当院では完全個室診療を採用しています。他の患者様の目を気にすることなく、リラックスして治療を受けられます。また、1日あたりの患者数を絞り込んだ質重視の診療を行っており、一人ひとりに十分な時間をかけた丁寧なカウンセリングと治療を提供しています。
「効率よく多くの患者を診る」のではなく、「一人ひとりに最高の治療を提供する」という方針のもと、インプラント治療においては特に時間をかけて綿密な計画を立てます。
無料カウンセリングでは、CT撮影の結果をもとに、あなたの骨の状態、適した治療法、具体的な費用について詳しくご説明します。
ぜひ一度、当院までお問い合わせください。

オールオン4の治療の流れは、以下の8ステップです:
Step 1: 無料カウンセリング(所要時間:30〜60分)
まずは無料カウンセリングで、お口の中の状態を確認します。現在のお悩み(総入れ歯が合わない、多数の歯を失ったなど)をお聞きし、オールオン4が適応かどうかを判断します。レントゲン撮影を行い、大まかな治療方針と費用についてご説明します。
この段階で、治療に対する不安や疑問をすべてお聞かせください。「痛みはどのくらいか」「どのくらい腫れるか」「食事はいつからできるか」など、どんな小さなことでも構いません。
Step 2: 精密検査(所要時間:60〜90分)
治療を進めることが決まったら、歯科用CT(CBCT)による3D撮影、口腔内スキャナによる型取り、咬合検査、血液検査(全身状態の確認)などを行います。
CT撮影では、骨の厚みや密度、神経や血管の位置を正確に把握します。この情報をもとに、インプラントを埋入する最適な位置と角度を決定します。
Step 3: 治療計画の立案
精密検査の結果をもとに、詳細な治療計画を立てます。コンピューターシミュレーションを用いて、インプラントの埋入位置、角度、深さを決定し、最終補綴物のデザインも設計します。
この治療計画は、患者様にも分かりやすく3D画像でご説明します。「どこにインプラントが入るのか」「どんな歯が入るのか」を視覚的に確認でき、安心して手術に臨めます。
Step 4: 手術日の決定
手術日は、患者様のスケジュールに合わせて調整します。手術前日は十分な睡眠を取り、体調を整えてください。手術当日は、食事制限などの指示に従っていただきます。
Step 5: インプラント埋入手術(所要時間:2〜4時間)
手術当日は、まず抜歯が必要な歯を抜きます(すでに歯がない場合は不要)。その後、4本(または6本)のインプラントを埋入します。奥の2本は斜めに埋入し、前の2本は垂直に埋入するのがオールオン4の特徴です。
手術は局所麻酔で行いますが、ご希望の方には静脈内鎮静法を併用できます。静脈内鎮静法を使用すると、リラックスした状態で、手術中の記憶がほとんど残らないため、恐怖心が強い方にお勧めです。
Step 6: 仮歯の装着(手術当日または数日後)
インプラント埋入後、すぐに仮歯を装着します。これにより、「歯がない期間」をなくし、見た目も機能も維持できます。ただし、仮歯は最終的な補綴物ではないため、硬いものを噛むことは避けていただきます。
手術当日は、個室でしばらく休憩していただき、体調が安定してから帰宅となります。
Step 7: 治癒期間(2〜6ヶ月)
インプラントが骨と結合するまで、上顎で2〜3ヶ月、下顎で5〜6ヶ月の治癒期間が必要です。この間、定期的に来院していただき、インプラントの状態や仮歯の調整を行います。
仮歯での食事は可能ですが、以下の食品は避けてください:
・硬いもの(せんべい、ナッツ、氷など)
・粘着性のあるもの(ガム、キャラメルなど)
・非常に熱いもの
Step 8: 最終補綴の装着
インプラントと骨がしっかり結合したことを確認したら、最終的な補綴物を装着します。素材(アクリル、ハイブリッド、ジルコニア)は、治療計画の段階で選択していただきます。
最終補綴物は、見た目も機能も天然歯に近く、透明感のある自然な仕上がりです。装着後は、通常の食事ができるようになり、硬いものも問題なく噛めます。
オールオン4の大きなメリットは、手術当日に仮歯が装着できるという点です。従来のインプラント治療では、インプラントを埋入してから数ヶ月間、骨との結合を待つ間、歯がない状態でした。見た目の問題だけでなく、食事にも大きな制限があり、日常生活に支障をきたすことがありました。
オールオン4では、4本のインプラントをブリッジ構造で連結することで、埋入直後でも一定の力を支えられます。そのため、その日のうちに仮歯を装着でき、見た目も機能も維持できるのです。
即日仮歯のメリット:
・歯がない期間がない(見た目の心配なし)
・基本的な食事が可能(柔らかいものから)
・発音への影響が最小限
・社会生活を中断せずに済む
ただし、仮歯はあくまで一時的なものです。硬いものを無理に噛んだり、強い力をかけたりすると、インプラントと骨の結合を妨げる可能性があるため、医師の指示に従った食事制限が必要です。
手術後の注意事項:
・手術当日は安静にする
・処方された抗生物質と鎮痛剤を指示通り服用
・手術部位を舌で触らない
・激しい運動や長時間の入浴は避ける
・喫煙は絶対に避ける(治癒を妨げる)
・アルコールは控える
術後2〜3日は腫れや痛みが出る場合がありますが、処方された鎮痛剤でコントロールできます。1週間後に抜糸を行い、その後は定期的なチェックアップで経過を観察します。

Q1: オールオン4は保険適用されますか?
A: オールオン4は保険適用外の自由診療です。ただし、医療費控除の対象となります。確定申告で医療費控除を申請することで、所得税・住民税の還付を受けられます。還付額は年収により異なりますが、年収500万円の方で約72万円、年収700万円の方で約79万円が目安です。
また、先天性欠如歯が6歯以上ある場合は、部分的なインプラント治療に限り保険適用となる場合があります。ただし、オールオン4のような全顎的な治療は保険適用外です。詳しくは無料カウンセリングでご相談ください。
Q2: 分割払いは可能ですか?
A: はい、デンタルローンをご利用いただけます。デンタルローンは歯科治療専門の分割払いシステムで、一般的なクレジットカードの分割払いよりも金利が低く設定されています(年2〜8%程度)。
例えば、総額250万円を84回払い(7年)にした場合、月額約3万円です。審査には安定した収入が必要ですが、パートやアルバイトの方でも審査に通る可能性があります。デンタルローンも医療費控除の対象となるため、実質的な負担をさらに軽減できます。
詳しい返済シミュレーションは、カウンセリング時にご提示いたします。
Q3: 他院で「骨が足りない」と言われたのですが大丈夫ですか?
A: オールオン4は、骨が少ない方でも対応できる可能性があります。従来のインプラント治療では、骨が足りない場合、骨造成手術が必要でした。しかし、オールオン4では、奥の2本のインプラントを斜めに埋入することで、骨の厚みがある部分を選んで埋入できます。
ただし、極度に骨が痩せている場合や、骨密度が著しく低い場合は、オールオン4でも対応できないケースがあります。正確な判断には、歯科用CTによる3D撮影が必要です。当院の無料カウンセリングでは、CT撮影を行い、あなたの骨の状態を詳しく分析します。
「他院で断られた」という方でも、一度当院でセカンドオピニオンをお受けいただくことをお勧めします。口腔インプラント学会の指導医・専門医が、最適な治療法をご提案いたします。

オールオン4の費用は、片顎で230〜260万円(都内平均330〜370万円)が相場です。従来のインプラント治療と比べて、歯1本あたり約16.7万円と半額以下で、4本のインプラントで12本の歯を支えるという画期的な技術により、費用を抑えながらも機能性や審美性を損なわない治療を実現しています。
費用が高額に感じられる場合は、デンタルローンで月額3万円〜の分割払いが可能です。また、医療費控除を活用することで、年収500万円の方で約72万円、年収700万円の方で約79万円の還付を受けられ、実質的な負担を大幅に軽減できます。
アイティーデンタル日暮里は、日本口腔インプラント学会の指導医1名・専門医2名という高い専門性を持つ医師陣が、最新のデジタル設備と完全個室診療で、質の高いオールオン4治療を提供しています。日本唯一の「先天性欠如歯専門外来」としての実績もあり、幅広い症例に対応可能です。
総入れ歯の違和感や、多数の歯を失ったことでお悩みの方は、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。CT撮影をもとに、あなたの骨の状態に最適な治療計画と費用を詳しくご説明します。
お電話でのお問い合わせも受け付けています。「オールオン4の費用について相談したい」とお伝えください。経験豊富なスタッフが、丁寧にご案内いたします。
些細な疑問や不安など、お気軽に当院(アイティーデンタル日暮里)までご相談ください。
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